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コスメオタクの壁打ちブログ

メイク初心者さん向け【おすすめアイテム・使い方】②ベースメイク編

1.ベースメイクの定義と意義

 

ベースメイクってよく聞くけど結局何を指すのかわからないという方、結構多いんじゃないでしょうか。

 

「ベースメイク」という言葉が出てきた時にまず指していると思われるのは、

 

・下地

・ファンデーション

・BBクリーム/CCクリーム

・日焼け止め

・フェイスパウダー

・コントロールカラー

・コンシーラー

 

が代表的かと思います。スキンケアのあと一番最初に塗るものを総じてベースメイクと呼んでいるって感じかな?

 

たまにここにハイライトやシェーディングなど、所謂コントゥアリングを入れてるブランドやサイトもあるんですが、そこはまちまちなので今回は抜きました。

 

これらのベースメイクが何のために存在するのかというと、まず一つ目は肌荒れを隠したり色ムラを均一にすること。そうすると全体的に清潔感や統一感が出るだけでなく、眉やアイシャドウ、チーク、リップなどのポイントメイクが圧倒的に映えます。

まだら模様やくすんだりたくさんの色が入ってるキャンバスよりも、まっさらで真っ白なキャンバスの方が絵がはっきり見えると思いますが、そういうイメージですね。

ポイントメイクをはっきりくっきり見せたいときはベースメイクをしっかり作り込むと◎です。逆にふわっとナチュラルな雰囲気にしたいときは、あまり均一にしすぎない方がいいかも。

 

二つ目は、花粉や埃など外から肌を攻撃してくるものから肌を守る役目。

花粉で肌が荒れてしまう人、ダニやホコリで顔が痒くなる人、私がそうなので世間には結構いると思いますが、これらはベースメイクをしっかり塗っておくことで少し軽減できたりします。

化粧膜と呼んだりするんですが、ベースメイクの膜を肌の上に作るイメージで、それによって外部から肌に直接アレルゲンがくっつくのを減らせるんですね。

 

すっぴんで過ごすのが肌にいいみたいに言われがちだけど、すっぴんで過ごしてる日や、すっぴんで過ごした次の日はいつもより肌の調子が悪いという方はベースメイクだけでも塗っておくといいかもしれません。。

 

 

 

そんな感じで肌を守る役目も果たせるのがベースメイクなので、是非スキンケアと同じくらい力を入れて研究してみてください。

クレンジングも忘れずに!!!!!

 

2.ベースメイクの用途・使い方

 

①下地

 

文字通りベースメイクの中でも一番下に=最初に塗るアイテムです。

基本的にはその後ファンデーションを塗るんですが、ファンデーションって結構乾燥したり重たくて肌に負担をかけてしまうものが多くて、その負荷から肌を守る役目と、ファンデーション前に軽く肌を整えておく役目があります。

 

個人的には、スキンケア直後に塗るものだから保湿力を重視していますが、皮脂や汗が多く出てメイクがドロドロに溶けてしまうのが悩みという方は皮脂テカリを抑えるサラッとした下地がおすすめ。

 

塗り方は5点おきがおそらく最もポピュラーですね。5点おきの意味は、スキンケア編をご覧ください。

 

わたしがメイクするときは、保湿力の高いグリーンの下地を5点おき→スポンジで薄く叩き込んでナチュラルかつ赤みを抑えた明るい肌に仕上げてます!

 

アイテムとして有名なのは、

保湿系→ポール&ジョー、ラロッシュポゼ、エリクシール(おしろいミルク)

皮脂テカリ抑制系→セザンヌ、マキアージュ、プリマヴィスタ

 

あたりかな。ポルジョはしばらく使ってたけど、テクスチャーがゆるくてわたしには保湿力がイマイチ足りずで今は使ってません。

でも毛穴カバー力はあるし、見た目も可愛くてデパコスなのに比較的安くて、合う人はめちゃくちゃ合うんだろうなって思います。

 

セザンヌとマキアージュも使ったことあるけど、根本的にサラッと乾燥させる下地がわたしには合ってなかったのでこちらもリピはなし…。

 

 

今使ってるのはmediaのメイクアップベースSっていうコントロールカラー下地のグリーンで、これはクリーム状の固めテクスチャーでしっかり肌を保護してくれて、かつグリーンが赤みを抑えて肌を明るく見せてくれます。おすすめ。

 

②ファンデーション・BB/CCクリーム

 

主に肌の補正に使います。これもカバー力と崩れなさに定評があるものと、保湿力やツヤ感と自然な仕上がりを売りにしているものがあって、ものすごく種類が多いので結構選ぶの難しいかも。

 

メイク初心者さんだとファンデーションいきなりぶち塗るのは気が引けるとか、あとは比較的10代〜20代前半くらいの、肌が健康的で悩みもほとんどないって人も多いと思いますが、そういう方にはファンデーションではなく

BBクリーム・CCクリームをおすすめします。

 

これらはもともと医療用に開発・使用されていた傷痕などをカバーするクリームで、ファンデーションみたいにしっかりカバーしてくれるけどそこまで肌への負担もなく下地などの役割も兼ねているから、スキンケアの上からこれ一本で終われます!!みたいなものも結構多くて、とっても初心者さんに優しい処方。

ベースメイクの失敗って厚塗りしすぎてることが原因であることが多いので、まずBBかCCと、もしベタつきが気になるようであればフェイスパウダーだけでベースメイクは終わらせるようにして、量調節の感覚や塗り方のコツなどを掴んでからファンデーションを使ったメイクに移行するのがオススメ。

 

それを踏まえた上でファンデーション塗ってみたい!という方は、薄づきのものから買ってみてください。

 

ファンデーションも何種類かあって、主にテクスチャーでわけられます。

 

・リキッド

→ゆるい液状のファンデーション。肌への密着力が強く、皮脂崩れ防止効果が高いものが多い。乾燥するものも多く、また毛穴落ちして毛穴に汚れが詰まって肌荒れに繋がることもあるので、クレンジングと保湿はしっかりした方が良いです。

<人気・定番アイテム>

ランコムのタンイドル、シュウウエムラディオールなど。プチプラはKATEやレブロンの名前をよく聞きます。

 

・パウダリー

→粉状のファンデーション。ふわっと軽く付けられるので、崩れにくく、崩れても汚くなりにくい。ブラシやパフでそのままつけられるものが多いので手も汚れず時短になります。

その代わり保湿力はほぼないので、下地やスキンケアでしっかり保湿しておきます。

<人気・定番アイテム>

カバーマークセフィーヌ、マキアージュアルビオン、インテグレート

 

・クリーム

→リキッドよりも油分が多く少し固め。チューブに入ってる比較的ゆるいものから、固形になってる物まで様々。

保湿力とカバー力が高くてちょっとつけ心地は重く、量の調節をうまいことしないと汚く崩れてしまうことがある。ある程度メイク慣れした人向け。

 

<人気・定番アイテム>

アルビオン、media、江原道、カバーマーク、RMK、MIMC、クレドポー、SUQQU

 

 

・クッション

 

コンパクトの中にファンデーションが染み込んだクッションが入っていて、そこにスポンジを押しつけてファンデを取って塗るスタイルで、ここ最近流行り始めたもの。

水分が多くツヤツヤに仕上がり、スポンジでちょんちょんとファンデをとったらそのまま肌に叩き込んで終わりなので時短アイテムとしても人気。

 

ミシャが人気の火付け役で、ミシャのクッションファンデは千円で買える。すごい。

恐らく韓国発信?で、韓国のコスメブランドからも多く出ています。

 

<人気・定番アイテム>

ミシャ、ローラメルシエ、NARS、ディオール、クリオ

 

 

・ジェル

あんまり数は出回ってないけど、ジェル状のファンデーションも存在します。リキッドよりも水分感が強くてぷるぷるで涼しげ。薄づきなイメージがある。

ジェルファンデはあんまり使ってる人がいない分情報も少なくて選ぶのも使うのも一苦労しそうだけど、使いこなせれば乾燥系敏感肌の強い味方になるかも!

 

<人気・定番アイテム>

インテグレート、ポールアンドジョー、RMK

 

あたりが多いかな。他にもあるかもだけど、とりあえず思いつくのはこれくらいですね。

 

 

 

ファンデーションを塗る順番は下地の後がオーソドックス。塗り方は、リキッドやクリーム、ジェルなら手で5点おき→スポンジで叩き込むとか、平たいリキッドファンデーション用ブラシを使うなどの方法がある。パウダリーはパフかブラシで、クッションはパフ。

 

まあでもいろんなツールを組み合わせて自分に合った塗り方をするのが一番ですね。

 

③フェイスパウダー

 

いわゆるお粉。ベースメイクの仕上げとして一番上に乗せるパウダーのこと。

 

主に、テカリや皮脂崩れを抑えたり、ツヤツヤすぎるのを少し抑えてマット肌にしたり、ファンデーションでカバーしきれなかった色ムラを均一にしたり、下地とファンデーション後の気になるポイントをふわっとカバーしてくれる。

 

色はパウダリーファンデーションみたいにベージュっぽいものもあれば、見た目真っ白で塗ると色がつかないもの、ピンクやパープルのものもあります。

 

塗り方は仕上げなので大きめのブラシでふわっと乗せると自然だけど、それだと皮脂テカリが気になる人はさらに目の細かいスポンジでギュッと抑えてもいいかも。

 

ちなみにここ数年はパウダー→ミスト化粧水→ティッシュで軽く抑えると汗をかいても崩れない、みたいなメイク方法が大バズりしています。

この方法と一緒によくオススメされてるのがベビーパウダー。確かに肌には悪くはないかもしれないけどそれだけで、カバー力もないし化粧崩れを抑えるようにもできていないし、そもそも化粧品として買い占めてしまうと赤ちゃんがいる家庭が困るとおもうので、あんまりオススメしません。

 

フェイスパウダーとして人気なのはCANMAKEのマシュマロフィニッシュパウダー。メイク好きなら誰しもが一回は買ったことあると言っても過言ではなさそうなくらい所持率が高い。(私調べ)

あとはCANMAKEやレブロンからパープルだったりピンクのお粉が出ていて、これはコントロールカラーと同じ役割を果たします。

パープルだと透明感が上がって肌が白く見えたりするやつね。

 

ちなみに私はイヴサンローランのアンクルドポーオールアワーズセッティングパウダーのユニヴァーサルという透明なパウダーを使っています。ほぼ呪文。でも優秀でパケが可愛い。

 

皮脂テカリ抑えるものだとNARSのライトリフレクトセッティングパウダー(通称リフ粉)が有名。あとはメイクアップフォーエバーなんかもよく名前を聞く。

 

フェイスパウダー界のキングはエレガンスのラプードル。一個1万するけどめちゃくちゃいいらしい。

コスメデコルテのルースパウダーも人気ですね。ピンク色が展開されていて、なんかキラキラするとのこと。

 

ミラコレも忘れてはいけないですね。カネボウから毎年出てるミラノコレクションというパウダーで、これも一個1万するけどとにかくパッケージがゴージャス。使い心地もエレガンスのプードルに匹敵するくらい良いという人もいて、特別感満載でメイクが楽しくなりそう。

 

パウダーってベースメイクアイテムの中でもそこまで影響力強くないから、色々試せるのがいいですね。

 

④コントロールカラー

 

これまでにも何度か単語が出てきているけど、要はイエロー、ブルー、ピンクなど色がついたベースメイクアイテムです。

 

これ色がついてる事によって何が起きるかというと、皮膚が薄いことによって出てくる肌の赤みや、茶くま、青くま、くすみ、血色の無さなんかをその反対色をぶち込むことで軽減してくれるんですね。

 

一般的には、肌の赤みにはグリーン、黄ぐすみにはブルーかパープル、肌が青白い人にはピンク、茶くまやくすみ、シミ、色むらにはイエローやオレンジ、みたいな感じで分けられてます。

 

大抵の場合は下地として発売されてるけど、たまにファンデーションとかパウダーなんかもありますね。コンシーラーもグリーンとかあるらしいですしおすし。

 

使い方は、コントロールカラー下地の場合はそのまま全顔に塗り広げてもいいし、それだとちょっと印象変わりすぎかな?という方は普通のベージュやオークルの下地に少し混ぜて使うのもあり。

慣れてきたら透明感を演出するブルーやパープルだけTゾーンCゾーンに入れてハイライト代わりにすることもできるので、本当に持っておいて損はないかと…!

 

シミやくすみ、クマはコンシーラーで隠すみたいな認識が広く浸透してるけど下地でサラッとカバーできれば厚塗りにもならないし、全体に統一感が出易くてとても良きです。

 

有名なのはエレガンスのモデリングカラーアップペースとか、RMKからも出てますね。KATEはファンデーションでコントロールカラーを出していたような気がする…。

私の一押しはmediaです。安くて優秀、もはやこれなしでは私の顔面は完成しません。

 

⑤コンシーラー

 

concealって隠すって意味なんでしたっけ?なんかそんなようなこと大学受験の時聞いたことあるようなないような。

 

そんな感じで、とにかく頑固な肌悩みを隠すことに特化したアイテムがコンシーラーです。

 

形状は筒に入ったリキッドぽいものから固形クリーム状のもの、パウダーなんかもありますね。

 

これらはどうやって使い分けるかというと、

ずばり塗る部位です。

 

口元などよく動く場所に固くて重いテクスチャーのものを塗るとすぐよれて汚くなってしまうので、そういう時はリキッドやパウダーなどの軽いものを。逆に目元まわりのあまり動かないし擦らない部分は少し硬めのものを使ってしっかりカバーしても◎

 

色味もいろいろあるけど、原理はコントロールカラーと似ていて、クマには黄みがかったカラーとか、そんな感じで使い分けられるようです。

 

なんでこんなにふわっとしているのかというと、私がコンシーラーをほぼ使ったことがないから😂

 

そもそも現時点ではシミそばかすもクマもないので、コンシーラーで隠したい肌悩みが存在しないんですね。

 

ちなみにコンシーラーは肌荒れ隠しのためだけに存在するのかというとそうではなくて、眉を綺麗に描くためにコンシーラーで縁取ったり、クマはできていなくても目尻〜こめかみに向かってコンシーラーを入れることで目元が明るく見えたり、口角に入れると口角が上がって見えたり、思ってるよりも様々な用途があります。

 

有名なのはザセムやNARS、サンローランかな?この辺りはよく聞きますね。

 

ファンデーションでも述べたようにメイク初心者だとそもそも肌が綺麗だったり、どこをどう直せばより良くなるのかっていう分析が進んでいない場合があるので、あんまり無闇にベタ塗りして隠そうとしなくてもいいと思います。

 

むしろ日焼け止め+下地+パウダーだけで過ごしてみると、足したい効果についていろいろ思うところがあるかも。

 

 

3.まとめ

 

・ベースメイクとはメイクの土台作りと、肌を外敵から守る役目がある

・肌悩みがなければ日焼け止め(必要なら下地)とパウダーで充分である

・ファンデーションよりBB・CCクリームがオールインワンで薄づきにできるので初心者向け

・肌悩みは厚塗りではなくコントロールカラーで隠すと◎

 

ざっくり言いたかったことまとめるとこんな感じです。

 

スキンケアでも散々言いましたが、メイクは基本的に個人差や好みによって自由にカスタムできるものなので、これじゃなきゃ!というものはありません。

 

かくいう私も最近はノーファンデで過ごすことが多いので日焼け止め+下地+パウダーだけでベースを終わらせています。ノーファンデメイクのあり方もいろいろなので、日焼け止めとパウダーだけとか、下地とコンシーラーとパウダーだけとか、試せるだけ試して自分に合うベースメイク方法を見つけてください。

 

 

ちなみに、ベースメイクアイテムの大半は自分の肌の色に近いものを選ぶことになると思いますが、その選び方としては首と顔の境目の、フェイスラインのところにテスターを塗って違和感がない色が良いとされています。

 

首よりも顔の方が明るく見えたりそもそも白い方も多いので、顔に合わせると白浮きし、首に合わせると暗くなる可能性があるので、その境目で探す感じですね。

 

ただ、自分のなりたいイメージで色選んじゃうのもありだし、肌の色にちょうどいいものがなければ前述の通りコントロールカラーや別のファンデとかと混ぜて自分だけの色味を作るのも大ありです。自分が一番好きになれる自分を目指しましょう。

 

肌の色が暗めで市販のファンデーションになかなか合うものがない方は、海外コスメを見てみることをおすすめします。

 

日本の化粧品市場はまだまだ多様性に理解がないのでベージュオークル系のカラーが大半を占めていますが、海外だとリアーナプロデュースのFENTY BEAUTYのように様々なファンデーションを取り揃えているブランドがあるので、チェックしてみてください!

 

白くてまっさらな肌だけが美しいという価値観はもう捨ててもらって大丈夫です。

 

 

以上、ありがとうございました。